|
|
文献の詳細
言語 |
日本語 |
著者 |
内田誠一, 岩村雅一, 大町真一郎, 黄瀬浩一 |
論文名 |
カメラによる文字認識のための付加情報の埋め込みに関する検討 |
論文誌名 |
画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2005) |
ページ |
pp.235-242 |
年月 |
2005年7月 |
要約 |
デジタルカメラの小型化,高解像度化,また低価格化に伴う普及に伴い,実環境
での文字認識・文書画像解析への期待が高まりつつある.本研究では,バーコード
と同程度の精度で実環境中の文字/文書を認識することを目標として,文字そ
のものに機械可読性を補強するような情報を埋め込むことを検討している.
本論文では,撮影の際の射影変換に対応すべく,文字画像に対し,帯状のパターン
からなる縞模様を埋め込んだを提案する.この隣接する帯の幅から計算される
複比は射影変換不変,すなわちどのような撮影角度でも常に一定である.従って,
各文字種について,あらかじめ決まった帯の幅でパターンを埋め込んでおけば,
それから計算される複比を識別の手がかりとして認識時に利用できる.シミュ
レーション
実験の結果,複比情
報と文字形状情報を併用することで,射影変換を受けても非常に高い認識精度が
得られることが判った. |
一覧に戻る
|