文献の詳細
言語 | 日本語 |
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著者 | 岩村 雅一, 内田 誠一, 大町 真一郎, 黄瀬 浩一 |
論文名 | 認識が与える情報量 ―認識率100%まであと何ビット?― |
論文誌名 | 信学技報 |
Series | PRMU2004-237 |
年月 | 2005年3月 |
要約 | パターン認識の究極の目標は認識率100%の達成であるが,誤認識が全く起こ らない識別器の設計は容易ではない. 本報告では認識誤りを補うために正解クラスに関する情報(付加情報)をパ ターンとは別に用意し,パターンと付加情報を識別器に同時に与えることで認 識率100%かつリジェクト率0%を達成する方式を提案する. 実験の結果,印刷文字ではオープン実験で4ビット, クローズ実験で1ビットの情報の付加で達成できることが示された. このような情報量 は認識率や認識後に残る不確かさとは別の性質を持ち,識別器の新たな評 価基準となり得る. |