Japanese / English

文献の詳細

論文の言語 日本語
著者 藤好 宏樹,吉村 和代,Kai Kunze,黄瀬 浩一
論文名 英文問題解答時の視点情報を用いた英語能力推定法
書名 電子情報通信学会技術研究報告
Vol. 115
No. 24
発表番号 PRMU2015-10
ページ pp.pp.49-54
発表場所 三重県津市
査読の有無
発表の種類 口頭発表
年月 2015年5月
要約 本稿では,アイトラッカで取得した英文問題解答時の視点情報を用いて,英語習熟度を推定する手法を提 案する.一般に,英語習熟度を測るテストとしてTOEIC が挙げられる.しかし,TOEIC には結果が出るまでに時間 を要する,問題数が多く受験者に負担が大きいという課題がある.そこで,TOEIC よりも少ない問題数で手軽に英 語習熟度を測る事ができれば有益であると考えられる.このような推定を可能にするための方法として,テストの問 題正答数の他に,問題解答時の視点情報を利用することが考えられる.本手法では眼球運動の一種である fixationとsaccadeに関する特徴を利用する.英文問題10 題を用いて被験者9 人の英語習熟度を推定したところ,TOEIC スコ アを平均絶対誤差36.3 点で推定することができた。
一覧に戻る