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文献の詳細

論文の言語 日本語
著者 宮沢 嘉希,岩田 基,岩村 雅一,黄瀬 浩一
論文名 早期棄却と早期認識による文書画像検索の高速化
論文誌名 電子情報通信学会技術研究報告(原稿の締切に間に合わなかったため,掲載されていません.)
発表場所 愛知県名古屋市
査読の有無
発表の種類 口頭発表
年月 2014年5月
要約 高速な文書画像検索手法の一つに,LLAH がある.LLAH は高速・高精度な文書画像検索を実現できる一 方,図表やグラフを多く含む文書を対象としたとき,精度が著しく低下するという欠点がある.一方,幅広い対象に 適用可能な画像検索手法として,SIFT などの局所特徴量を用いた手法があるが,低速であるという欠点がある.本 稿では,局所特徴量を用いた画像検索手法に,早期認識と早期棄却の二つの概念を導入することで,幅広い対象に適 用可能で,なおかつ高速・高精度な文書画像検索手法を提案する.早期認識は,計算コストの少ない処理を繰り返し, 検索に十分な証拠が得られた時点で処理を終了することで達成する.早期棄却は,少ない計算コストの処理から,検 索に有効ではない特徴抽出の範囲を決定し,それを破棄することで実現する.実験の結果,1 万ページのデータベー スに対して,精度94%,処理時間45.6[ms] で検索可能であることが分かった.
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