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文献の詳細

論文の言語 日本語
著者 中居 友弘,黄瀬 浩一,岩村 雅一
論文名 処理速度とメモリ効率の改善されたLLAHによるカメラベース文書画像検索
論文誌名 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2008)論文集
発表番号 IS4-21
ページ pp.1252-1259
査読の有無
年月 2008年7月
要約 本稿では,Locally Likely Arrangement Hashing (LLAH) を用いた文書画像検索の改善法を提案する.LLAHは高速かつ高精度でロバスト性が高いという長所をもつ一方で,必要メモリ量が多いという問題がある.また,リアルタイム文書画像検索などへ応用するためにはさらなる高速化が必要である.これらの問題点を解決するため,以下の2つの改良を施す.1つは重要性の低い特徴量をデータベースから削除し,データ構造を単純化することで実現される必要メモリ量の削減である.もう1つは,検索処理におけるアルゴリズムの改良による処理時間の短縮である.実験により,これらの改善によって必要メモリ量の80%,処理時間の60%が削減されることが確認された.
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